育つ部下と育たない部下の違いは1つの秘密の質問で決まる

「部下がなかなか育たないんだよね」どうしたらいいものやら。

と日々上司のあなたは頭を抱えているのではないでしょうか?

実際、部下の教育が上手くいっていると答える人は少ないと人材育成の記事を執筆している私は常に思います。

なぜならば、毎日のように「何か教えても覚えない」「教えても覚えない」という検索がヒットされていることから私自身も感じることはあります。

世の中の上司は、マネジメントといった部下の教育に頭を抱えており、大変だなと感じます。

では、そんな部下がなかなか育たない部下からどのようにして部下を育成していけばいいのか?

これはたった1つの質問でわかる方法があるとしたら知りたいでしょうか?

これは私自身が人材育成を行う上で必須項目としている質問なのですがその秘密の質問を今回はお伝えしていきます。

部下を育てる上で重要なたった1つの秘密の質問とは?

部下の育成で最も大切なことがなんなのか?

あなたはご存知でしょうか?

それは・・・”コミットメント”させることです。

そのために、部下に対して「お前は本気で今の現状を変えたいか?」とこの質問をすることです。

この質問に「はい!!」と返答がない場合は、いくらあなたが時間をかけて時間の投資をしてもあなたのイライラは頂点に達するだけです。

部下の教育にも損切りは大切です。

相手が求めていない人に対していくら力を入れても変えられるものも変えられることなんてきっとできません。

これは恋愛に置き換えてもらったらわかりやすいのですが

あなたがある女性のことは、別に対して興味もないし、なんならタイプと正反対。

そんな女性から猛アタックを受けたと仮定しましょう。

でも興味がない女性にご飯の約束やデートの約束をしようとはそこまで思わないかと。

この現象と同じであなたのことを興味すら抱いていない部下が自分のために成長をするために学びを得ようと試みたりするでしょうか?

きっとしないでしょう。

仮に意欲さえあれば、教えるよりも部下からすでに「教えてください!!」というような一言をきっと貰えているはずです。

ただ間違えていけないのは、初めのきっかけは上司のあなたから与えてみて、反応を伺うということです。

ここさえポイントを押さえておけば問題なく、部下の教育の判断基準ができるでしょう。

ただ仕事上、部下を育てないといけないかと思われます。

そんな成長意欲の低い部下をどのようにして今後扱っていけばいいのか?

成長意欲の低い部下の使い方とは?

コミットメントに対してイマイチな反応を示した部下は、どのように扱えばいいのか?と疑問を抱くはずでしょう。

ここから成長意欲の低い部下でも使いこなせるようになりたい方は、引き続きお読みになってください。

成長意欲の低い部下の特徴としては、「ただ給与がもらえればそれでいい」というような出世に全く興味のない人材です、

そんな人材の使い方は、身体を動かさせる仕事を用意してあげる。

頭を一切使わせてあげないことが大切です。

世の中の働き手の人材は大きく分けると2つです。

1つは、上司のように頭を使ってマネジメントを行う人材。

2つ目は、部下のようにとりあえず身体を使って働く人材。

というように分けられます。

もちろん、出世をしたい人は人間関係を大事にし、成果や結果を意識して意欲的に毎日働きます。

ただ成長意欲のない人材は、頭で考えることを極端に嫌い、身体でひたすら作業を行うことを好みます。

そのため、部下の指示出しが最重要になります。

1日のタスクをどこからどこまでやったらいいのか?箇条書きで教えて上げると同時に、ゴールまでの道筋をしっかりと示してあげること。

このゴールまで道筋を示す作業が非常に大切で、今後、部下に対して与えられる仕事全般を行なって慣れるまでです。

所要時間とすれば1年をみてもらったらと思います。

なぜ1年なのかをお伝えすると、1年後、仮に部下が入ってくればの話ですが、、、

人は学ぶ姿勢よりも教える姿勢の方が気づきが多いため、自然と部下は育っていく環境を作ることができます。

というように成長意欲の低い部下は1年かけて、教えるの感覚よりも伝えることを意識すると良いかもしれません。

また、それでも1年はちょっと時間かかりすぎるという方は、、

部下を1年以内に育てたいなら他者活用がおすすめ!!

人には誰しも相性というものが存在します。

人は無意識のうちに「あっ!!この人合いそうだな」「あっ!!この人合わなそうだな」といった感覚を持っているかと思います。

もし「あっ!!この人合わなそうだな」という部下がついてしまった場合、自分で人材教育を行おうとは思わないでください。

逆に「あっ!!この人となら合いそうだな」という人をつなげる作業を行うことが大切です。

今、若者の言葉では「上司ガチャ」と言われるくらい合わない上司と巡り合わさったら、「転職を考えるくらいだ!!」と言われる時代です。

そのため、無理に合わない部下を育てるのではなく、ある程度の作業を教えて上で、質問をしやすい別の上司を紹介してあげることが大切になってきます。

この技術を身につけると、自分の知らないところで部下が勝手に育つ現象が生まれ始めます。

もちろん、協力してもらう別の上司にも相談は、必要ですが。

ただここさえクリアしてしまえば、問題は一気に解決していくのでぜひ行なってみてください!!

まとめ

育つ部下と育たない部下の違いは、コミットメントを持ちかけた時にコミットをしっかりしてくれる部下であれば、あなたの時間を割いてでも協力体制を整えるべきです。

ただ成長意欲に欠ける部下の場合、中途または新入の社員が入ってきて教える立場になるまで時間で解決をさせるのか。

あなた以外の今いる部下と会う人をつなげる役割に回るのかが人材育成を行う上で重要なこととなってきます。